• No : 1781
  • 公開日時 : 2014/11/09 16:11
  • 更新日時 : 2024/03/19 15:34
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DSRCとは何ですか?

回答

DSRC、ETC2.0、ITSスポット対応に違いはありません。
いずれもDSRC通信を行い、ITSスポットでETC2.0サービスを
受けることができる車載器のことです。
今では、ETC2.0で統一されています。
 
2015年6月以前のDSRCセットアップされた車載器で利用できるのは
情報提供サービスまでで、検討中の経路情報を活用した料金割引等の
新サービスを利用するためには、ETC2.0セットアップで
再セットアップする必要があります。
 
ETC2.0に対応しているかどうかは下記URLで確認可能です。
https://panasonic.jp/car/its/products/ETC/connect.html
 
■DSRCとは
Dedicated Short Range Communicationの頭文字を取った略であり、
「狭域通信」と訳されます。
路側機と車載器間での狭い範囲(数m~30m程度)を対象とする
5.8GHz帯を利用した双方向の無線通信方式で、
自動車と道路間での 双方向の情報のやりとりを可能とするものです。
リアルタイムかつ大容量の道路交通情報(渋滞・合流・事故等)の
提供を可能とした次世代ITS(高度道路交通システム)の
中心となるものです。
 
■ETC2.0とは
従来、ITSスポットサービスと言われていたもので、
全国の高速道路に設置されたITSスポットとの
高速・大容量(ETCの4倍)、双方向通信で、
世界初の路車協調システムによる運転支援サービスを
受けることができます。
また、交通が特定の時間や場所に集中するのを減らしたり、
事故を未然に防いだり、道路の劣化を緩和することなど
「賢い使い方」が可能になります。
今後、ITSスポットを通して収集される経路情報を活用した
新たなサービスの提供が可能となり、
例えば、高速道路で渋滞を迂回するルートを走行したドライバーを
優遇する措置などを検討中です。